バツイチの婚活
現在の婚活市場においてバツイチは決して不利にならないというのは事実はもはや常識です。一方、子供がいるとなると話は真逆となり、厳しい婚活状況を強いられます。
ここでは、これまで3,000人以上に婚活アドバイスをしてきた札幌在住の婚活アドバイザーが、バツイチさんの婚活事情について紹介します。
- ◆日本の離婚率
- ◆離婚率が高い都道府県
- ◆離婚率の高い年齢は?
- ◆バツイチを異性はどう思う?
- ◆離婚した理由を重んじる人も多い
- ◆バツイチの婚活事情
- ◆子供がいるケース
- ◆まとめ
- ◆さあ婚活を始めよう
◆日本の離婚率
「日本は3組に1組が離婚している」と聞かれることがありますが、たぶん間違いです。
理由は計算式が「平成30年に結婚した組数」÷「平成30年に離婚した組数」なので、晩婚化が進んでいる現在の結婚数を晩婚が進む以前の結婚数が多い世代の離婚数を割ってはいけないですよね。
実は近年における離婚数は減っています。まぁ、人口が減ってきているのですから当たり前なのでしょう。
◆離婚率が高い都道府県
前述したように離婚率の信用性が低いので一概に言えませんが、統計上の離婚率が高い都道府県ランキングは以下の通りのようです。
◆離婚率の高い年齢は?
★年齢階級別離婚率
30~34才が多いようです。
男女共に経済的に余裕が出てくる世代であり、特に女性からすると「一人でも何とか生活出来る自信がある」方が離婚するケースが多い。
★有配偶離婚率
18~19才が多いようです。
いわゆる「できちゃった婚」だとか、「若気の至り」というやつですね。
★熟年離婚
以前に比べ離婚数自体が多くなっています。
理由は、親の介護だとか、年金分割制度が出来て妻が離婚しても生活できる環境になったことだと言われています。
◆バツイチを異性はどう思う?
バツイチの方が、異性は安心するだとか、一度失敗しているので学習している人が多いだとか、バツイチがモテるような都市伝説がありますが、残念ながら気のせいでしょう。
昔と違ってバツイチの人を避ける傾向はなくなりましたが、あくまでも「不利ではない」という意味合いで「有利である」という訳ではなさそうですね。
◆離婚した理由を重んじる人も多い
性格や価値観の不一致や、元夫(元妻)や自分の浮気、暴力、病気や事故による死別など、離婚の理由は様々です。
当然、相手の異性は離婚した理由が気になります。
また、どんなに元夫(元妻)が悪かったと伝えても異性は完全には信用してくれません。
更には、例えば元夫(元妻)が死別した理由だとしても、「元夫(元妻)を忘れられないのでは?」と思う人も少なくありません。もちろん、気にしない人もたくさんいます。
◆バツイチの婚活事情
結果を言うと人それぞれ。
バツイチが要因というより、大事なのは結婚経験のない婚活中の人と同様に、女性であれば年齢、男性であれば経済力が大事となります。
また、近年では以下の広告のようにバツイチの婚活パーティーや結婚相談所などもあるため、条件の悪くない人であれば、それほど婚活活動は不利ではないようです。
◆子供がいるケース
バツイチは婚活においてそこまで不利ではないと話してきましたが、シングルファザーやシングルマザー、もしくは元妻に親権があるが子供はいるとなると話は別です。
敬遠されがちになる理由は以下の通り。
- 養育費の問題
- 子供がなつかないかも
- 本当に子供を愛せるか自信がない
- 将来、自分が産んだ子供と比較してしまいそう
- 新婚生活が出来ない
- 世間体が気になる
- 親が反対する
当然と言えば当然の意見です。
ただ、あくまでも個人のステータスが大事になってきますし、バツイチ同士の再婚も多くなっていますので、悲観ばかりする事もありません。
◆まとめ
大事になってくるのは、婚活が上手くいかない理由を「バツイチ」や「子供がいる」からと言い訳しない事です。
もちろん、それらが理由で婚活が上手くいかない事もあるでしょう。ただ、そこでネガティブになっていても現状は打破できません。頑張ってください!
◆さあ婚活を始めよう
★結婚相談所による婚活
★婚活パーティーによる婚活
★婚活サイト・アプリによる婚活