夫婦関係の満足度
婚活中の人に知って欲しい結婚後の夫婦関係。
せっかく頑張って婚活して結婚したのに、後に待っていた現実と理想のギャップがあると悲しいですよね。
ここでは、これまで3,000人以上に婚活アドバイスをしてきた札幌在住の婚活アドバイザーが、夫婦関係の満足や家事手伝いや子育てについても触れていきます。
統計は株式会社リクルートマーケティングパートナーズが公開しているデータを参照しています。
◆夫婦関係の満足度
時系列でみると年配夫婦は満足度が高まりつつある一方、若年層は低くなりつつあります。
一方、若年層の方が夫婦関係に満足している人が多いようですね。
◆夫、妻別の満足度
全体的では夫は40代から60代にかけて満足度が上がっていきますが、妻は20代をピークにその後は下がる一方です。
夫は60代がピークで妻は20代がピーク。
夫は加点式で、妻は減点式なのか?
恐らく理由はそんな簡単なものではなく、様々な理由があるのでしょう。
婚活における加点式と減点式の記事があります。
よかったら見て下さいね。
◆子供の有無による満足の違い
左(薄い青)が2015年、右(濃い青)が2017年。
夫は小学生以下の子供がいない方が満足が高く、女性はその逆になる傾向があります。
夫としては、子供だけではなく自分も見て欲しい、妻としては子供が生きがいの1つであるということなのでしょうか?
いずれにしても夫と妻では真逆の結果となります。
「男と女の違い」の記事があります。
よかったら見て下さいね。
◆家事の分担比率
全体的に言えることは、夫は理想よりも現実的には家事をしていない、妻は理想よりも家事をしているという事。
特に小学生以下の子供がいる夫婦ではその差が大きい。
また、子供がいる夫婦に比べ、いない夫婦の方が「夫の理想家事負担率」が高い。
恐らく、「子供がいる=家事が大変」というよりも、「子供がいない=共働き」である可能性が高いため、夫も妻も男性が家事を分担すべきと感じているのでしょう。
◆ゆとりの時間はあるのか?
当たり前ですが、小学生以下の子供がいる夫婦の方がゆとりの時間がない傾向にあります。
また、夫の方が会社勤めをしているケースが多いため、多忙と感じている一方、小学生以下の子供がいない妻はゆとりの時間があると感じています。
◆精神的なゆとりはあるの?
特徴的なのは、「ゆとりの時間」があると感じている小学生以下の子供がいない妻の比率が大幅に低下している事。
「ゆとりの時間がある」と「精神的にゆとりがある」とでは全く意味が違うということでしょう。
◆まとめ
ここで紹介したデーターはあくまでも一般的な数値ですので、夫婦間で大きく違いはあるでしょう。
ただ、婚活中の人に知って欲しいのは、理想と現実の違いに後から気づいて結婚を後悔して欲しくないのです。
ではどうするすれば良いのか?
完璧な方法はないにしても、一般的には2つの方法があります。
①現実を知り、理想を下げる。
②理想に近づけるための相手を探す。
どちらも大事です。
1だけでは、卑屈になり過ぎている感がありますし、2だけではいつまでたっても婚活が上手くいかないかもしれません。
重要なのはバランスです。
以下の記事も参照してみてくださいね。