2:6:2の婚活法則
2:6:2の法則は婚活においても当てはまります。
婚活パーティー、結婚相談所、婚活サイトで婚活中の人には無関係と言えない法則です。
ここでは、これまで3,000人以上に婚活アドバイスをしてきた札幌在住の婚活アドバイザーが、婚活における2:6:2の法則を紹介します。
【目次】
◆「2:6:2の法則」とは?
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見したとされる法則に「パレートの法則」というものがあり、「80:20の法則」もしくは「ばらつきの法則」などと呼ばれることもあります。
この法則は、例えば「売上の80%は上位得意先の20%で占めている」とか、「仕事の成果の80%は、費やした時間の20%の時間によって生み出されている」といった法則の事です。
「2:6:2の法則」は、その「パレートの法則」からの派生型であり、例えば同じ能力の人間を100人集めても20%がハイパフォーマンス、60%が普通、20%がローパフォーマンスになるという事。厳しい言い方だと、エリートが20%、普通の人が60%、落ちこぼれが20%に分かれるという法則の事です。
◆婚活に当てはまるの?
この法則は、婚活市場においても成立するようです。この婚活市場とは自然に交際して結婚出来なかった人たちと言う意味合いです。
例えば結婚相談所に入会している人であれば、何も苦労や努力をしなくても簡単に結婚出来てしまう人が全体の20%を占め、60%は何かしらの結婚出来なかった要因があり、何かしらの努力をしないと結婚出来ない人。残りの20%は相応の努力をしても報われない人を表します。
◆婚活のプロに言わせると
結婚相談所のコンシェルジュや相談員にしてみれば、上位20%の人達は「大したアドバイスをしなくても結婚してくれる人」で非常に楽です。続いて、コンシェルジュからすると腕の磨きどころであり、相談所の実績向上に大事な層である中間の60%の人達は「適切なアドバイスと相応のフォロー」が必要となる。残りの20%はコンシェルジュもある意味、内心では諦めているケースもある。
◆上位20%の婚活中の人
一般的には、上位20%はそもそも結婚相談所に入会する必要がない人達であり、これまで結婚出来なかったのは「運」の部分が大きい。基本的には、男性であればハイスペックな人、女性あればルックスの優れた人や若い年齢の人である。
◆中間層60%の婚活中の人
中間層である60%は、努力次第で結婚出来る可能性が高い一方、努力しない人や運の悪い人は未婚のままというケースも。
◆下層20%の婚活中の人
最後に残りの20%は、努力するのは当たり前で、ある意味「縁」がなければ結婚が厳しい人たち。男性であれば低収入、女性であれば容姿やスタイルに問題を抱えている人が多い。また、昔はモテたというアラフォー女性もおり、40才を超えても「昔の自分の需要度」を忘れられないケースが多い。男性の需要は「綺麗である40代女性」よりも「普通の20代女性」の方が圧倒的に高いのである。
◆まとめ
婚活における「2:6:2の法則」で怖いのは、上位2割には努力で入れないという事、中間6割の人は時間の経過とともに下位2割に格落ちするケースがあるという事。
いずれにしても、大半の婚活中の人は努力する必要がある。もちろん、ちょっとした努力で報われる人もいるし、抜本的な努力を必要とする人もいるとは思いますが、いずれにしてもその努力は結婚出来る出来ないに限らず、無駄にはならないと思われます。
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