札幌婚活体験談⑦
男性 札幌 20代 会社員
俺は札幌在住で25才の会社員。
彼女に浮気された。マジむかつく。
彼女は5才年上の30才で札幌の婚活パーティーで知りあった。後々は結婚する約束もしていたし、将来の夢も語っていた。
浮気が発覚したのは、彼女と付き合いだしてから1年くらいが経過した時で、札幌駅直結のステラプレイス(商業施設)に友達と買い物に行ったときだった。
とあるショップで服を見ていたら、彼女がいたんだ。その時彼女は1人で服を見ていて、俺は「なんでいるの?」と話しかけた。彼女はあからさまに慌てた感じで「へ?服を見てただけだよ。それこそ何でA君(俺)はいるの?」、俺:「友達が服買うからその付き合いだよ」、彼女「そうなんだ。私はもうそろそろ帰るから」と言って急ぐように店を出ていったんだ。
男友達が「今のが彼女?」、俺:「うん、偶然だよねー」と。その時は全く彼女のことを疑うよしもなかった。しかーし、洞察力がある男友達は「やばくね?」、俺:「何が?」、男友達:「浮気してるでしょ、アレ」と。当然俺は、「なんで?」と。
男友達の推理はこうだ。
1.普通、友達に挨拶くらいするでしょ
2.彼女が見ていた服はメンズである
3.店内で誰かを探しているような男がいた
4.慌てて帰るのは不自然
俺はただの勘違いであると思ったが、男友達があまりにも自信満々なので、
追跡開始!
しかし、彼女が歩いていった方向に俺たちは走っていたが、彼女は見つからない。
男友達の推理2が発動!
1.浮気相手に彼女はだまって店を出たので遠くにはいない
2.ステラプレイスでは再度俺たちと鉢合わせする可能性がある
3.A(俺)の家に行くには地下鉄東西線に乗らなければいけない
4.つまりは、地下鉄乗り口と逆で、ステラプレイスから外にでる一番近い出口
俺たちはそっちへダッシュした。
ビンゴ!
俺はこいつ(男友達)やべーなと思いつつ、友達の推測道理に彼女がそこにいたことに困惑した。
彼女はスマホで誰かと話している。俺は嫌な予感で胸が張り裂けそうだ。
少し遠くから、彼女を観察していると彼女は電話が終わったのにも関わらず、そこから動こうとしない。どう見ても誰かを待っているようだ。
少し経つと、30代後半くらいの男が彼女に話かけた。彼女はその時、笑った。
その笑顔を俺は一生忘れられないと思うよ。
彼女に「この男誰だ?」って言ってやろうと思った時に、男友達が「まだ早い。完全な証拠をとったほうがいい」と。完全に楽しんでいるようだ。
ただ、俺は友達の言うように少し泳がすことにした。
するとターゲットが動き出す。タクシーに乗り込んだんだ。もう嫌な予感しかしなかったが、俺たちもタクシーに乗り込み、友達が「前の車をつけてください」と。楽しそうである。
彼女たちがどこへ向かうか?
俺の推理はこうだ。
1.札幌駅にいるのにわざわざタクシーで他の店にはいかない。
2.行くならを送るために彼女の家
3.もしくは送るためためではなく、入るために彼女の家に
4.男の家
5ホテル
3~4なら最悪だ。
結果発表!答えは4でした。まじクソだあの女。
ガンガン証拠の写メとったよ。
でもおとなしくその時俺は自分の家に帰った。
その後も彼女とは何度も会ったし、エッチもした。もちろん、気持ちは完全に冷めてたけどね。そして結婚の約束を何度も念入りにしたよ。もちろん、する気はまったくないけどね。
最初は、結婚の約束したのに「なんだこの男は?結婚詐欺だよな!」って言ってやるつもりだったが、トントンと結婚の話が進み、披露宴会場を見るまでに進んでしまったんだ。どうやら例の男とは別れたらしい。
披露宴の招待状を送るまで話は進み、俺の復讐が始まる。俺側の親戚や友人には招待状はこっそり送らず、彼女だけに送らせた。もちろん、披露宴会場も少しキャンセル料は支払ったが、こっそりキャンセル。
彼女の知人に招待状が届いたタイミングで、彼女に結婚しないことを伝え、例の男の話もしたし、証拠も見せた。
彼女は泣いていた。人間の怒りは時間が経つと小さくなるので、俺は少し可哀そうになったが、彼女が泣きながら「訴える」と言うので、完全に彼女への同情はナッシングとなった。
もちろん、その後に俺が訴えらることはなかった。