本当の婚活とは ?
婚活とは、就職活動を略した「就活」と同じく、結婚活動を略した造語。つまりは、結婚相手を探すことであり、時には結婚資金を貯めたり、習い事をしたりする活動も含まれる。
ここでは、これまで3,000人以上に婚活アドバイスをしてきた札幌在住の婚活アドバイザーが、婚活について語ります。
【目次】
- ◆婚活の意味
- ◆婚活という言葉が出来たのはいつ?
- ◆昔の婚活とは
- ◆現在の婚活とは
- ◆就職活動と結婚活動
- ◆最近多い「婚活するする詐欺」
- ◆本当の婚活とは
- ◆婚活PDCAサイクル
- ◆婚活は不自然
- ◆計画を立てる前の自己分析
- ◆さあ婚活を始めよう
◆婚活の意味
結婚相手を見つけるための積極的な活動の事。
就職活動を表す「就活」をもじった造語。
◆婚活という言葉が出来たのはいつ?
2008年3月に刊行された『「婚活」時代』が火付け役となる。
◆昔の婚活とは
現在と違って、アラフォー世代(40歳前後)の女性が結婚するために行っていた行動を表していた。
◆現在の婚活とは
昔と違って、晩婚や非婚が進む中、アラフォー世代の女性だけではなく、若年層も含む男女の結婚するための活動を示す。
◆就職活動と結婚活動
★就職活動
就活は、待っていても勝手に就職するケースは少ないですよね。自分が入社したい条件に沿った企業を探し、色々な企業へアプローチし、どこの面接でも「貴社が第一志望です」と伝えるし、「入社したら〇〇が出来ます」、「〇〇をしたい」とアピールします。その後、縁のある企業で働き、定年を迎える人もいれば、途中で退職する人もいるでしょう。もちろん、年齢をとればとるほど就活は困難となります。
★結婚活動
婚活においても就活と同じです。自分が入社(結婚)したい条件に沿った企業(異性)を探し、色々な企業(異性)へアプローチし、どこの面接(婚活サイトや婚活パーティー)でも「貴社(あなた)が第一志望です」と伝えるし、「入社(結婚)したら〇〇が出来ます」、「〇〇をしたい」とアピールします。その後、縁のある企業(異性)で働き(生活し)、定年(夫婦円満)を迎える人もいれば、途中で退職(離婚)する人もいるでしょう。もちろん、年齢をとればとるほど就活(婚活)は困難となります。
◆最近多い「婚活するする詐欺」
近年において多くなっているのは、男性、女性問わず、「そろそろ婚活をしよう」と発言するけど何も行動しない人。婚活は結婚する意識を高めることではなく、ましてや周囲に「私は結婚したい」と自分の意思を表明するものでもありません。
◆本当の婚活とは
職場やサークルで結婚相手と出会える、もしくは誰かが世話をしてくれるという時代ではありません。待っていても今までと同様に何も起こらないかもしれません。獲物を狩りにいく意気込みが大事です。しかし、単なる意識の持ち方などではなく、具体的に自分の婚活への計画を策定し、実際に行動するかどうかです。
◆婚活PDCAサイクル
企業の業績を上げたり、効率的な業務を行ったりするための方法として「PDCAサイクル」というものがあります。PDCAとは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったもので、業務の効率化を目指す方法の1つです。
★Plan(計画)
「いつから」、「どこで」、「どのようにして」、「いつまでに」、「どのようになる」かを計画。例えば、「来週水曜日から」、「婚活パーティーや結婚相談所で」、「30人の異性と出会い」、「2か月後までには」、「デート出来る感じの人を3人つくる」といった感じ。そのためにどのような準備をするかも計画する。例えば「プロフィールを作成」するとか「美容室に行く」とか。
★Do(実行
計画したことを実行する。計画したこと以上の行動はOKだが、下回る行動はNG。例えば、異性と30人出会うと計画したのに20人としか出会えなかったなど。
★Check(評価)
行動を評価する。例えば、勇気を出して婚活パーティーには参加したことはOK。でも研究が足りなく、上手く話せなかった結果、カップルになれなかったなど。
★Action(改善)
評価し見つけ出した失敗を改善する。そして再度Plan(計画)から始める。例えば、上手に話せなかったので次回は上手く話せるように最初から会話のネタを考えるなど。
◆婚活は不自然
婚活は恋愛とは違います。厳しい言い方をするとロマンを追いかけるような人には良い結果は出にくいです。もし、結婚出来た人がいたとすると、その人は婚活しなくとも自然に結婚出来たのでしょう。
婚活は恋愛と違って不自然です。ただし、悪いことでも恥ずかしいことでもありません。好きな人と結婚したいという気持ちが不純であるわけがありませんからね。
◆計画を立てる前の自己分析
★相手の条件をまとめておく
年齢はもちろん、顔のタイプや身長などの見た目から、学歴や年収などのスペック、やさしい、おとなしい、おもしろいなどの性格、お金や人生に対する価値観、子供の有無など将来のビジョン等、自分がどういう人を求めているかもう一度考えて下さい。別にすべての条件を満たした人を探すわけではないので妥協はいりません。自分のことを理解することで後々、どこなら妥協できるかが見えてきます。「優しい人なら誰でも良い」という人に限って、後から「不潔な人は嫌い」「暗い人はダメ」「ハゲはかんべん」と文句を言いがちです。
★自分の短所、長所をまとめる
「相手の条件」をまとめるのと同じく、自分を再認識することが目的であると同時に
自分を相手に理解してもらうためです。自分を再認識することで、自分のアピールポイントが見えてきますし、自分の改善点も見えてきます。また、異性にとって相手の長所と短所は好きになる要因にもなるし、嫌いにもなる要因なのです。例えば「几帳面」を長所としている相手に対して、「私(俺)は、ずぼらだから助かる」という人もいるでしょうし、「私(俺)は、ずぼらだから合わない」と言う人もいるでしょう。長所が見つからない、短所が見つからない人が一番やっかいです。
★自分のタイプを分析する
「婚活に関する自己診断」を無料で実施しているので試してみると良いですよ。
◆さあ婚活を始めよう
★結婚相談所による婚活
★婚活パーティーによる婚活
★婚活サイト・アプリによる婚活